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古民家再生プロジェクト

使われなくなった築100年以上の古民家に再び命を吹き込もう!

私たちの住む対馬市上県町志多留地区は、現在人口62名。高齢化率約6割の限界集落です。かつてこの集落には500人ほどが生活していました。急速に過疎が進み、集落には空き家が目立つようになりました。

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(集落内に点在する空き家)




住民が戻る見込みのない家は、管理もされなくなり、雨や風、湿気によって床が抜け落ち、壁が壊れ、動物たちの住処になっています。

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(抜け落ちている床)



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(動物たちの住処に。。。)



志多留地区では、明治5年11月、集落一帯を焼き尽くす大火がありました。地区の共有林を持っていたので、そこの材木を使って、翌年からすぐに復興がはじめられたそうです。共有林と地元住民の協働によって、毎年数件ずつ家屋を再建していったということで、志多留地区の住宅は、ほとんどが明治初期に建てられているのです。


そのような背景があって、志多留の住宅は築120年~130年の家がほとんどです。 このころの住宅は、ケヤキやカヤ、ヒノキなどの材木を柱や壁に使い、梁には太い松を使うという、今から思うと非常に贅沢なつくりをしています。湿気から家を守るため、高床式に作られている古民家は、夏にはよく風が通り冷房いらずです。家の中に囲炉裏を設け、煙で良くいぶされた柱や梁は黒光りし、とても重厚な趣をもたせています。煙はムシから材を守る意味もあるそうです。


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(古民家特有の太い梁)



そんな、文化財としても貴重な古民家が、住み手もなく、ただ、朽ちていくのを待っているのです。


一方で、近年志多留地区では、研修生の受け入れや交流イベントの開催などで交流人口が増えています。ここ数年で、移住者も(といっても、MIT関係者がほとんどですが)増えました。空き家の多くは管理がなされていないため、床が抜け落ち壁が崩れています。空き家はあるのに、住める家がない。滞在者に対して提供できる家がないのです。


そこで私たちは、自分たちの手で、古民家を再生させよう!というプロジェクトを始めました。これまで、2棟の古民家を再生させ、1棟はMITの事務所として、もう1棟は住宅として利用しています。いずれも、建築資材などは民間の助成金を受けて調達し、学生インターンや研修生、建築に関心のある地元の有志らで大工さんの指導を受けながら改修を行いました。




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(改修した古民家。現在はMITの事務所として使用しています)



今年、財団法人地域活性化センターから、活動助成を受けることができましたので、さらに1棟の古民家を再建します。この古民家は、研修生や、移住を検討している方、長期休暇などでゆっくり滞在したい方などが使えるような、シェアハウスとして活用したいと考えています。 大学生の夏休み期間に当たる9月、短期集中で、朽ち落ちている壁や床を直します。また、基礎が落ち込み、家が傾いているので、その補正もしなければいけません。風呂やトイレ、炊事場など、直さなければいけないところはまだまだあるのですが、予算がたりないので今年はそこまでは手を付けません。そこで、次年度の予算獲得のため活用プランや住宅のコンセプト、改修計画をしっかりと打ち立て、クラウドファンディングなどにも挑戦したいと思っています。


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(今年度、改修対象の古民家)



自分たちの手で、ただ朽ちるのを待っているだけだった古民家に命を吹き込みましょう。 建築に関心のある方、工作や日曜大工が好きな方、企画が好きな方、、、私たちに力を貸してください!


清掃


○プロの大工さんに技術指導を受けられます

大工

(宮原住宅産業 棟梁 宮原保時さん)



私たちの活動に協力してくださっている地元の大工さんです。跡取りの息子さんと共に、対馬の名だたる名家の豪邸を建ててきました。腕は対馬一と評されています。材木の入手や製材も自分で行っているため、木の種類、性質、使い道などにとても詳しく、話を聞くと、なぜこの場所にこの木材が使われるのか、納得できると思います。伝統的な建築様式に非常に詳しく、継手の仕組みを学ぶ教材も、私たちのために作ってくれました。宮原さんの話を聞くだけでも勉強になりますよ。



【インターン概要】
空き家となった一軒の古民家を交流・滞在施設としてリノベーションするために、大工の指導を受けながら、朽ちた床や壁の修繕を行う。

【実施期間と内容】
①8/31-9/6 古民家の構造を把握する。傾きを補正し、基礎を打つ
②9/7-13 朽ちた壁を作る
③9/14-20 土台を作り抜け落ちた床を直す
④9/20-27 内装デザインを企画し予算獲得に挑戦
※作業の進捗によって、内容が前後する場合がありますが、実施期間の変更はありません。

【募集人数】各期間10名


【参加費】無料
※ただし、対馬までの旅費、滞在中の食費(基本的に自炊)は自己負担でお願いします。
※フェリーターミナル、または空港からは、スタッフが送迎いたします。

【宿泊場所】研修場所から徒歩15分程度の一軒家で、他の参加者と共同生活を送ります。

【建築技術指導】宮原保時(宮原住宅産業 棟梁)

【受入機関】一般社団法人MIT

【募集期間】
①8/31-9/6 ②9/7-13の回 8月14日まで
③9/14-20 ④9/20-27の回 8月31日まで

【応募方法】
下記問合せ先までメールまたはお電話でお問い合わせください。
後ほど申込書をお送りいたします。
○メールの場合
件名に「古民家再生プロジェクトに関する問合せ」と明記してください
宛先:hajimeyoshino@mit.or.jp (担当:吉野 元)
○電話の場合
番号:0920-85-1755 (担当:吉野 元)