くらしをつくる会社 一般社団法人 MIT[みつける・いかす・つなぐ]

代表挨拶

「この島にしかない宝物」  見つけ、活かし、繋ぎたい。
一般社団法人MIT
代表理事 細井 尉佐義
代表写真

島をとりまく濃く蒼い海は豊かさのしるしであり、多種多様な生態系の証です。そして、その豊かな海を創り出す、南北にそびえる島は、ツシマヤマネコをはじめとした多くの動植物を育み、人情溢れる人々が生きる「豊かさ」と「魅力」と「パワー」を秘めた島です。
この対馬に妻と2人移住してあっという間の月日を経ました。
13年前、車に荷物を詰め込み、博多から対馬に渡るフェリーの中で「今日からこの島のこの海で漁師として生きて行く」と誓った事を今でも鮮明に覚えております。
温かな島の方々に受け入れて頂き、この島で生を受けた三人の子供もすくすくと成長しています。
前置きが長くなりました。はじめまして、社団法人MIT(みつけ・いかす・つなぐ)の代表理事で、愛船「海子丸(かいこまる)」で一本釣漁を営む細井尉佐義です。ブリやサワラ、アジ、サバ、マハタなど四季折々に旬の魚を、釣りにこだわり漁を行っております。

さて、対馬は万関橋で繫がった下島と上島2つの島に分かれており南北に100キロ程もある日本で3番目に大きく、約3万4,000人が暮らす島です。

「一期一会」必然なのか偶然か。
人生の一等大切。それは「出会い」と「ご縁」
このご縁を期にMIT社員一同総力で読者の皆様に、対馬の魅力を御紹介させて頂きます。
このMIT、社員5人皆、私と同じく移住者であります。そして同じく皆、とことん対馬を愛しております。
代表と申しましても私は漁業を営んでおり、普段は漁に専念しております。一年中荒れ狂う対馬の海は半端な気持ちで漁師が務まるものではなく、死を覚悟してしまうようなシケに遭遇したこともございます。「何で好き好んでこんな孤島で漁業の世界に飛び込んでしまったのか・・・」と思う事があるほど過酷な生業です。
魚の命の犠牲の上に成り立つ私と家族の生活、そして幸せ。
生きる喜びと、生きて行く事の意義を日々噛みしめています。
上に記しましたように、漁師を寄せ付けない荒海だからこそ、今でも日本屈指の豊かな好漁場が「かろうじて」保たれており、この島の漁師達、島人は持続可能な漁業形態とそれを取り巻く社会を形成してまいりました。御嶽や白嶽をはじめとした山々から海まで一気に下る河川。そしてわずかな平地や入り江に農漁村が築かれ、村浜で貴重な伝統や文化が継承されております。又、島の至る所に社(やしろ)が祭られ崇拝されており、近頃はパワースポットとしても静かに注目されております。

貴重な魅力が活き続ける対馬。この島には人類が歩んできた様々な歴史の縮図と、これから歩むべき道標が散りばめているようなが気がしております。そんな島の魅力を島の人々に気付いてもらい、この島に生を受けた奇跡と、この島で生きて行く喜びを分かち合い、真の意味での「豊かさ」を次の世代に繋いでいくお手伝いをMITは目指して参ります。

私達の熱い想い、理念
(M)みつけ(I)いかす(T)つなぐ。

私個人としましても、漁業を通じて何が出来るのか?自問自答をする日々です。釣り上げた魚をベストの状態で消費者にお届けし、命と命の架け橋となることが出来ればと考えております。

私、家族は基より、島で生きる人々を支えてくれる「森・川・里・海の恵み」に感謝して、今日も愛船海子丸を沖へと走らせます。

~島の恵を皆様に そして未来へと~